こんにちは。
不動産を購入する時って迷いますね。
「気に入った不動産が見つかっても、価格が周辺の不動産に比べて高すぎるのではないか?」
「自分にとって良い不動産であっても、相場よりも高値で買ったら損をするのじゃないか?」
このお迷いの一助になればと思い、
今回は、不動産物件の価格の基準と実勢価格が分かるサイトをご案内します。
(固定ページ「物件の妥当な価格について」にも不動産価格について記しましたが、このブログでは若干詳しく書きます)
富山県の便利屋→エイキ便利屋サービス
「実際の取引価格(実勢価格)」が分かるサイト
まずは、不動産の「実際の取引価格(実勢価格)」が分かるサイトをご案内します。
(土地の種類(「宅地」「土地」「土地と建物」「中古マンション等」「農地」「林地」)ごとに分かります)
『土地総合情報システム』(国土交通省のサイト)の中の『不動産取引価格情報検索』です。
『不動産取引価格情報検索』の手順は、次の通りです。
1.取引時期を選してください。
↓
2.土地の種類(「宅地」「土地」「土地と建物」「中古マンション等」「農地」「林地」)を選択してください。
↓
3.地域を選択してください。
試しに「2020年・土地・京都市中京区(任意)」を選択しますと、
→この画面が出てきます。
実際の取引価格が分かりますから、このサイトは不動産取引の現状が一番参考になるサイトではないでしょうか。
次の章では、テレビや新聞でしばしば出てきます「公示価格」と「路線価」について記します。
「公示地価」と「路線価」が分かるサイト
「公示地価」と「路線価」は、国が発表する土地の価格です。
土地の価格には「公示地価」「路線価」「実勢価」と三つもあってややこしいですね。
それぞれについて概要を記します。
公示地価について
公示地価は、国土交通省が発表します。
1年に1回、1月1日を基準として公表する土地の価格です。
「適正な地価の形成」と「一般の土地取引価格に対する指標になること」を目的として調査されます。
しかし、公示地価は1年に一回しか更新されませんので、実勢価格の時々の変化とは異なってきます。
公示価を調べるサイトは、
・『国土交通省 標準地・基準地検索システム 国土交通省地価公示・都道府県地価調査』
路線価について
路線価は、同じ町内であっても、どんな道路に土地が面しているかによって違ってきます。
広い幹線道路に面しているのか、幹線道路から入った狭い道なのかによって、価格が異なります。
路線価は、国税庁と総務省が発表します。
なぜか?
実は路線価は、相続税や固定資産税の計算の基準に使われるからです。
税金に関することですから、国民が一番気にする価格です。
しかしながら、実勢価とは直接的には別物と考えたほうが良いです。
路線価を調べるサイトは、
・『国税庁 路線価図』
・路線価図の使い方(上記サイトの一部)
・路線価図の説明(上記サイトの一部)
実勢価格について
実勢価格については、前章をご参考ください。
私は、この実勢価格が現実の取引の相場を表していますので、不動産売買(購入と売却)については一番参考になると考えます。
なお、
この三つの価格の違いについては、次のサイトが分かりやすいです。
→「路線価や公示価と土地の実勢価格の関係性を不動産コンサルが解説」
公的価格については、次のサイトが分かりやすいです。
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